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2020年度から産業廃棄物収集運搬業許可講習会の受講方法が変わりました。新型コロナの影響により、会場に集まって講習を行うことができなくなったからです。
代わりに行われているのがパソコン上で講習を受講し、試験のみを指定された会場で受けるというもの。自宅もしくは事務所でのeラーニングによる受講を終えてから、指定会場で試験を受けるという方法に切り替わったのです。
また、講習会の受講だけではなく、申し込み手続きもパソコン上から行うようになりました。さらに、申し込み手続きはパソコンからでなければ受付をしてもらえなくなっています。今までのように書面申し込みができなくなったのです。
普段からパソコンの操作を行っている方であれば、申し込み手続きや講習会の受講は難しくはないと思います。しかし、そうでなければ少しハードルが高いかもしれません。
そこで、ここでは主に受講手続の手順についてくわしく解説していきます。
講習の手順は次の通りです。
講習会受講申し込みにあたっては、受講者の顔写真が必要です。デジタルカメラがあれば、それを利用して撮影した写真をパソコンに取り込んだ後、日本産業廃棄物処理振興センターのホームページ上にある写真切り取り用ソフトで切り取り、保存しておきます。
ただし、写真の撮り方には大きさや向きなどが指定されており、それにあわなければ受け付けてもらえなません。そのため、当事務所では3×4㎝の証明用写真をパソコンに取り込んで利用することをおすすめしています。
なお、日本産業廃棄物処理振興センターでは写真の大きさを適正にするサービスを行っています。そちらのサービスを利用すれば写真を申請に適合したサイズに加工してくれるので、こちらもおすすめです。
日本産業廃棄物処理振興センターのホームページ上から試験日時と試験会場とを確認します。その際には空き状況も確認も確認するようにしましょう。
確認した試験日時のなかから都合の良い日を選び、申し込み手続きを行ないます。申し込み手続きはホームページ上の質問に答える形で行い、用意した顔写真はこの手続きのなかで使用します。
なお、申し込み手続きのなかでパスワードの設定も行います。パスワードは申請者が任意で決めます。ここで決めたパスワードは後にパソコン上で講習を受ける際、受講ページを開くためのログイン用に使うものです。
申し込み手続きが完了すると、日本産業廃棄物処理振興センターから仮受付と受講手数料の支払方法についてのメールが申請者あてに届きます。
申請者あてにメールで受講手数料支払い方法についてのメールが届いたら、払込期限までに手数料を支払います。
その後、受講決定の通知がメールで送られてきます。このメールには受講番号、試験日、試験場所などの情報が記載されていますので、大切に保管してください。
受講手続きが完了すると、申請者あてに教材が送られてきますので、それをもとにパソコン上で講習を受けることとなります。
講習の際には、受講番号とパスワード(申し込みのときに自分で決める)を使って、日本産業廃棄物処理振興センターのホームページにログインすることが必要です。
講習終了後、所定の試験会場に行き試験を受けます。
試験の合否の確認はパソコン上から行うことができます。この確認は、講習会の受講と同じく日本産業廃棄物処理振興センターのホームページにログインして行います。
修了証が届くのは試験日から約3週間後です。
産業廃棄物収集運搬業許可講習会の受講手続きはデジタル化の流れに合わせる形ですべてパソコン上から行うこととなっています。
当事務所では、講習会受講申請手続きを事業者の皆様に代わって行います。講習会を受講しなければならないけれど、申し込み手続きをやっている時間がなかったり、面倒でついつい後回しになってしまうという方、ぜひ当事務所にご相談ください。
なお、当事務所ではオンラインによるご相談も受け付けております。(有料)
産業廃棄物収集運搬業許可のメニューは次の通りです。